ヨルダン到着



朝5時前にアンマン空港到着。台湾人やニュージーランド人の旅人と一緒に入国ビザの列に並んだが、日本人は無料でビザが取れるため、ヨルダン人の列に回された。空港からペトラまでのエアポートタクシーは70JD(ヨルダンディナール)、約1万円と高いので、アンマン市内まで19JDで行ってもらい、そこから長距離バスで行くことに。


行き先も何も書いてないバスターミナルで朝6時過ぎからやや不安になりながらバスを待つ。しばらくするとトルコから入って1ヶ月旅行中の学生さんと、中国から陸路でアフリカを目指して半年くらい放浪している日本人青年がやってきた。最初は30分と言われたが、結局1時間くらい待っているとバスが来た。運賃は3JDだが、荷物代として1JDを上乗せされて請求された。素直に払ってしまったが、本来は荷物代など無いらしい。どうも旅行客からは4JD取るが、地元民は3JDでおつりが出る値段のようだ。荷物は通路に置き、20席くらいの座席が全て埋まったところで出発。

途中休憩をはさんで3時間強でペトラの近くのワディ・ムーサに到着。そこからホテルまでのタクシーでは5JDと言われたが3JDに値切る。ホテルは少し豪華にペトラ遺跡の入り口近くのクラウン・プラザを予約。入り口では荷物のX線チェックを受ける。ホテルのチェックインを済ませ、早速ペトラへ。入場料は地球の歩き方情報では26JDだったが、38JD(5千円)に値上がりしていた。11月からは馬車の往復が付いて50JDに値上がりするようなことが書いてあった。


入り口から20分くらい歩くと「インディ・ジョーンズ、最後の聖戦」で撮影されたエル・ハズネ(Treasury)に到着。


その後、ファサード通りから左に曲がって細い階段を30分くらい登って生贄祭壇へ。


ライオンのモニュメント、庭墓などを巡って1時間くらいで元の道に戻る。途中でカラフルな石を売っている少女にビスケットを要求されたので、ちょうどホテルから持ってきたビスケットを石と交換。


明日もペトラ観光の予定なので、今日はここでホテルに戻る。途中で土産物屋を冷やかしてベドウィンが頭に巻く布を購入。50JD(6500円)と言われたが5JDくらいかなと思い交渉開始。向こうは50JDのものが何で5JDなんだと言って来るが、もう一度5JDと言うと35JDに下げてきた。思わず10JDと言ってしまったが、そこで先方は30JDと言ってきた。こちらは元々要らないし10JDから上げるつもりも無かったので立ち去ろうとすると電卓を投げ捨てて10JDでいいとあっさり折れてきた。そうなると買わざるを得なくなってしまったが、よく考えると10JD(1,300円)は少し高すぎたと反省。


4時ごろからホテルのプールで1時間程過ごし、夕食はホテルのビュッフェ。よく考えると今日は朝食が機内食を食べずに持ってきたクロワッサンと、北京でいざという時のために買っておいたドライマンゴー。昼食はホテルの部屋にあったウェルカムフルーツ、そして夕方にプノンペンからシェムリアップに行く途中で買った豆という経済的な食生活。夕食はちょうど良い栄養補給になった。

長い一日で時差もあり、食後部屋で一瞬眠ってしまったが、気力で洗濯をして11時ごろ就寝。