アンマン観光、そしてカイロへ

今日は夜のフライトでカイロへ。それまではアンマン市内を観光。
手元の現金が27JDで、帰りのタクシーが12-20JDが相場なので残金を計算しながら観光をする。


まずキング・アブドゥラー・モスクや国立美術館の辺りを散歩。わりと緑が多くて瀟洒な住宅街という感じで結構美しい。歩いていると三菱車がたくさん走っていることに気が付いた。他にはシボレーとヒュンダイが多い。もちろんトヨタ、ホンダ、日産も多いのだが、三菱もかなりの存在感。日産車と同じくらい走っている感じ。後で思ったが、アンマンの町は急な坂道が多いので、パジェロの様な車の方が走りやすいのかもしれない。あとはハイブリッド車もたまに走っている。CIVICハイブリッド1台、カムリハイブリッド(?)2台、プリウス3台を目撃。


続いてもと高級住宅街のJabel Amman地区を散策。ラーニア王妃の運営するJordan River Foundationは庭がきれい。死海グッズがまっとうな価格で売られているということで石鹸を購入。6.35JDだと思ったら16%の税金がかかるということで7.4JDとなり、いきなり残金の計画に狂いが生じた。


それから近くのWild Jordanへ。アメリカが建てたものらしいが、トイレもきれいだし眺めがよくてなかなかいい場所。

ダウンタウンの中心部、アル・フセイン・モスクまで下ると、あとはアンマン城までひたすら登る。



アンマン城は2JD。見晴らしも良いし、中にある考古学博物館は必見。世界最古の集落のエリコから出土した頭蓋骨や、紀元前5-7世紀の人形などのほか、あの死海文書が見られる。

神殿の柱の陰で涼みながら朝食ビュッフェで作ったサンドイッチを食べ、ホテルへ帰ることに。時間はあるので30分くらい歩いて14時頃ホテルに到着。

ホテルのビジネスセンターでインターネットを使いメールチェックやニューヨークとシカゴのホテルの予約を実施。これでやっと全ての宿が確定。15時半頃ホテルを出発。ホテルの手配するタクシーは空港まで25JDとのこと。手元現金が17.6JDと足りないので、バスターミナルまで4JDで行ってもらいそこからバスに乗ることに一旦したが、手元に15JDしか無いというと15JDで空港まで連れて行ってくれた。アンマンでのタクシー交渉は全般的にわりと上手くいった。

19:45のフライトで着陸は21:10。それからビザを取ったりしてロビーに出たのは22:00頃。バスで行こうかと思っていたのだが、この時間になるとタクシーでやむをえないと判断し、2人のドライバーに競わせたがLE80(1,300円)より下がらず。Carlton Hotelという地球の歩き方で中級となっているホテルにしたのだが、ドライバーが途中から明らかに違う道を走っていることに気づく。ドライバーに何処へ行くつもりなのか訊いている間にFairmount Hotelというところに到着。どうしてCarltonがFairmountに聞こえるんだと思いつつも、中級クラスのホテルをタクシーが知っているはずもない。こういう国では高級ホテルにしておくべきだったと反省しつつも、気を取り直してドライバーに道を教えて1時間くらいかけて何とかたどり着く。

着いた宿がまた今までの宿の中でも最低レベルの宿だった。チェックインしたらホテルの人がベープマットを取り出してきて部屋に案内。エアコンは古くて、スイッチのつまみが壊れており、風量調節のつまみを外してそれをスイッチに付け替えてスイッチをひねる。シャンプー・リンスは無く、リネンサプライは普通サイズのタオルが2枚のみ。ドライヤーやましてやインターネットなど無い。洗面台で洗濯しようと思ったら洗面ボウルの排水口の蓋も無く、水を溜められない。うがい用のコップを蓋代わりにして洗濯をした。