アンマンへ移動、そして死海体験

今日はアンマンへの移動日。

ホテルをチェックアウトし、JETTバス乗り場でバスを待つ。昨日は9時くらいにバスが居たので、念のため8時半から待機。しかし、なかなかバスは来ず、ついに9時半になったところで行動開始。駐車場の人に訊くとJETTバスのアンマン行きは5時だとのこと。昨日あのバスが居たので毎日同じ時間に来るはずと勝手に判断したことを反省。やはり正確な情報をつかむことが大切。

気を取り直して近くのタクシーを拾って来るときに降りたワディ・ムーサのバスターミナルへ行くとアンマン行きのバスが居た。来たときは4JDだったが今度は5JDと言われ、まぁ観光客価格だから仕方が無いとOKしたが、おつりをごまかそうとするので抗議。すると荷物代だと言うので「来たときは荷物代も含めて4JDだったぞ。それでも5JD払うといっているんだからちゃんとつりを寄こせ。」と少しまくしたてたらあっさり5JDでOKとなった。これで懸案だったアンマン行きの交通手段を確保。

10時過ぎにほぼ満員になったところで出発。前の席に乗っていたヨルダン人女性の携帯待ち受け画面がアルプスの少女ハイジだったのが印象的だった。相変わらず運転手がアラブ音楽をガンガンかけてうるさいのでiPodでしばしJ-POPの世界に浸る。

3時間ほどでアンマンに到着。そこからホテルまでのタクシーは5JDと言われたので流しのタクシーを拾う。しかしメーターを使えと言ったのに使わないので正直な値段を言ってきたら後で死海への往復に使ってやろうと思い様子見。1-2JDが相場と見たが、3.5JDと言ってきたので、メーターを使わなかったからと3JDを渡してサヨナラ。

ホテルにチェックインして身支度を整えて、早速死海へ出発。死海イスラエルとヨルダンの境目にあたるので、イスラエル側には行かなかったものの途中にチェックポイントがあり、パスポートを持っていかないと近づくことが出来ない。水着とパスポートを持って行く。
ホテルの前に停まっていたタクシーと交渉し、35JD(4,500円)で往復してもらうことに。相場は25-30JDと聞いていたが、時間も無いしまぁ許容範囲。


アンマンから死海へは車で約1時間。


死海は世界で最も低い地点(標高マイナス410m)ということで、途中で腕時計の高度計を使ってみたらマイナス表示になっていた。


気圧が高いためペットボトルもこんな感じにへこんでしまう。


水というよりもお湯という感じの水温。入って見るとやはり体が自然に浮く。真っ直ぐ歩いていくと胸の上くらいまで漬かると足が浮く。なかなか楽しいが、しばらく漬かっていると、昨日の落ロバ事件で出来た擦り傷が痛み出す。また、顔にミネラルを補給しようと目に入らないように死海の水を顔に塗ったのだが、暑さで汗が流れ出し、それが目に入ってしまい、めちゃくちゃ痛くてシャワーを浴びに上がる。


湖底にはこんな感じで塩が固まっている。

死海を堪能した後、近くにあるネポ山やアイン・ムーサ(モーゼの泉)にも5JDで行ってくれないかと交渉したがダメだったのであきらめて帰る。

ホテルの近くをATMを探しがてら散策。キャッシングで0.5JDの手数料を取られた。キャッシングで手数料を取られたのは初めてのような気がする。
夕食の場所を探すが、金曜日で休日なのでスーパーやレストランは殆ど休み。ガソリンスタンドで水1.5リットルを0.35JD(45円)で購入。ガソリンは1リットル0.55JD(72円)くらい。


結局夕食はホテルのレストランで野菜スープとシシケバブ。食べていると急にホテルの入口あたりで歌や太鼓、花火などが始まった。結婚式のお祝いのようで、100人くらいが歌ったり踊ったりしていてなかなか面白かった。