移動日

3日目。今日は飛行機を乗り継いで香港経由でホーチミンへ行くのみ。
8時の飛行機に乗るため、昨日の万里の長城で疲れている体に鞭打って朝5時起床。5時半ごろ出発。香港行きの飛行機で爆睡して疲労回復。空港の味千ラーメンで昼食を取る。昨夜は京日ラーメンという店で日本風のラーメンを食べたのだが、麺も豚骨スープも今一つだった。しかし味千ラーメンはかなり美味しく、びっくりした。

乗り継ぎの空港での待ち時間を利用してこのブログを開設。初日の旅行記を書き上げてからホーチミン行きの飛行機に乗り込む。

ホーチミン着は18時過ぎ。空港からホテルまではタクシーしか無いが、客引きは無視してタクシースタンドまで進んだはいいが、タクシースタンドのすぐ近くでの客引きには思わず反応してしまった。一応市内までのタクシー代の目安は5ドル程度という情報は押さえていたので、最初に15ドルと言われたときには断わったが、すぐに10ドルに下げてきたので面倒くさくなって乗ってしまった。乗るとドライバーが空港から出るときにゲートで駐車場代か何かを支払いそれが5ドルだということを言い出したがとりあえず無視。この時には既に客引きに反応してしまったことを後悔していたのだが、相場が5ドルなのだから10ドルでも十分なはずと自分に言い聞かせ、最悪は1ドルも渡せば十分だろうと見切った。あとはトランクに入っている荷物を切り札に使われないように金はトランクの中の荷物に入っているということで先にトランクを開けさせるという作戦を練って支払いに臨んだ。結局作戦通りトランクを開けさせ、10ドルだけ渡してきっぱりとThank youと言ったら運転手はあっさり諦めて行った。やはり10ドルでも十分だったに違いない。

ホーチミンの町はバイクが非常に多い。しかも二人乗りが殆どで10代後半から20代前半の若者が街に溢れ返っている感じが第一印象。

ホテルは1泊3千円以下で3つ星クラスだが、バスタブが付いていて久々に湯船に漬かってリフレッシュ。そして洗濯物を手で洗って一段落したところで昨日の日記を書き始めた。

本来なら、長旅を乗り切るためにこういう楽な日も組み込んで疲労を貯めこまないようにしていることや、さらにいつ洗濯するかも計算しつくして旅程を組んでいることなどを自慢げに書いて、私の持論である「旅は出発する時点で80%は終了している」という説を高らかに論じるつもりでしたが、昨日の日記に書いた驚愕の事実発覚により完全に打ちひしがれているので今日はここまでにします。