バイヨン、タプローム、アンコール・ワット

天気は今日も晴れ。今回の旅は天気に恵まれている。

今日はクロマーツアーズという日系のバスツアーに参加。
集団で行動すると思いきや、右ハンドル!のCR-VにドライバーさんとVitouさんというガイドさんが付いての一人ツアーだった。

アンコール・トムの南大門、バイヨン、象のテラス、ライ王のテラスと見学。
さすがに色々と知っていて、レリーフの解説や写真ポイントとかなかなか詳しい。

アンコール・トムの中心、バイヨン


バイヨンにあるクメールの微笑み


バイヨンにいる京唄子

その後、タケウとタプロームを回る。


アンジェリーナ・ジョリーの「トゥームレイダー」が撮影されたタプローム

ランチの前に日本人女性が経営するアンコールクッキーで買い物をしてからランチ。
ランチの店では停電のため。扇風機が回らず。月に2・3回停電するそうだ。
ランチの後はホテルで3時まで休憩。疲れているのか1時間半くらい眠ってしまった。

3時からはいよいよアンコール・ワットへ出発。
第三回廊は週に一度入れない日があるらしいが、今日は入れた。


2時間かけて見学し、その後夕日を見にプノン・バケンへ向かう。
昼寝をしてたった2時間見学しただけなのだが、行く車の中で疲労を感じる。表面的にはすごく元気でもやはり疲れが溜まっているのを実感。

プノン・バケンではあいにく曇りで夕日は見られず。象に乗って山に登るというアトラクションもあるのだが、昨年まで15ドルだったのが、20ドルになっていたので、なんとなく乗らずに歩いてしまった。

ツアーは以上で終了。夜はオールドマーケットでTシャツとスカーフを25ドルから10ドルまで値切って購入。近くのレストランでビール一杯とアモックを食べ(4.25ドル)ホテルに戻った。

バイヨン、タプロームアンコール・ワットという三大遺跡を一日で巡ったが、特にレリーフの説明などはガイドが居て理解が大変深まった。見るべきポイントもガイドが抑えているので短時間で効果的に観光できる。非常に充実した一日だった。

Vitouさんは日本語が非常に上手で、遺跡のこと以外にもいろいろとカンボジアについて教わった。カンボジアでは義務教育が無いので、学校に行きたい子供は行ってもいいが、行かなくても良い。学校も一日中授業があるのではなく、午前と午後の2つに分かれており、どちらかに参加するとのこと。これはポルポト時代に教師が殆ど殺されてしまい、先生の数が足りないからだそうだ。彼は1986年生まれということでポルポト時代の後だが、彼の両親によるとポルポト時代は食べるものがないので人の肉を食べたと言っていた。アンコール・ワットポルポト時代に壊されそうになり、銃弾や爆弾の後がいくつも残っていた。ポルポト時代はカンボジアにとって本当に大きな傷跡を残している。アンコール時代の繁栄ぶりを考えるとカンボジアのポテンシャルはもっと有ったはずと思う。