ロリュオス遺跡群

今日はロリュオス遺跡群を観光。こちらも実はアンコール遺跡群とは別の世界遺産


まずはプリア・コー。聖なる牛という意味。この辺は観光客も少ないので自分の写真を撮るのに遺跡の柱の上とかにカメラを置いてセルフタイマーで撮影するというテクニックを使っている。苦労しているようで、実はこういうことをしてうまくいった時に自己満足に浸っているのだが。。。




続いてバコン。ロリュオス遺跡群の中では一番気に入った。
アンコールワットのように周りを堀で囲まれている。また入り口からの正面の道沿いには白やピンクの綺麗な花が木々の緑に映え、まるでイギリスのナショナルトラストの庭園を訪れたような錯覚に一瞬陥る。他の遺跡には無いみずみずし美しさを感じた。

ロリュオス遺跡群の最後はロレイ。ここは崩壊の度合いが大きく、素人の目からすると特に見るべきものは無かった。

少し時間があったので、アンコール・ワット周辺に戻り、バンテアイ・クデイとプラサット・クラヴァンを見学。



バンテアイ・クディは上智大学の調査チームが修復を行い、200体以上の石仏を発掘したことで有名だそうだ。遺跡を見学に行くと入り口付近で必ず何人かの子供たちが寄ってきて、「絵葉書10枚で1ドル」とか「腕かざり5個で1ドル」とか言って売りに来る。無視すると、たいがいの子供は腕輪を10個でいいとか20個でどうだとか言って量を増やして売ろうとする。しかし、ここで売りに来た女の子はちょっと売り方が違っていた。まず腕輪を1個ただであげますと言って渡してきた。そして、「見学が終わって戻ってきたら私から何か買ってね」というセールスを仕掛けてきた。明らかに他の子供とは違うやり方で工夫をしており、こういう子には報いてやらねばと、見学が終わってからもらった腕輪の代金として1000リエル(1/4ドル)を渡してやった。やはり差別化が大事だと経営戦略論を実地で再確認した。



プラサット・クラヴァンは他の遺跡とは一味違い、塔の内側に浮き彫りがあるのが新鮮。一瞬インディ・ジョーンズの映画とかに出てきそうだなと思ったが、インディ・ジョーンズの映画に出てくる場所は来週行きますので、またご報告します。